手紡ぎ手織り布をアーユルヴェーダ染めで手染めした貴重な自然布で作った素肌に直接着られる衣類を販売しています。
手紡ぎ糸はよりが不均一のため、独特の風合いがあり、夏は風を通しやすく涼しい。
冬は布目に空気を含むため暖かいという優れた特徴を持っています。
手織り布は使い込めば使い込むほど柔らかく、肌に馴染んでいきます。
アーユルヴェーダ染めとは、インドの伝承医学であるアーユルヴェーダの理論に基づいて様々な薬草やスパイスを医師が調合して布を染める薬草染めです。
南インドの伝統的なアーユルヴェーダ染め技法を継承する一族が運営している染め工房では、昔ながらの全く化学処理を施さない染色方法を守り続けています。
テキスタイル加工に化学的な薬剤を使用しない昔ながらの布作りでは、精錬、漂白にソープナッツ、タマリンドの灰、アロエベラなどを使用します。
日本でも薬を飲むことを「服薬する」「服用する」と言います。昔の日本人は、肌に直接身に付ける衣服に薬理作用があることを知っていたのでしょう。
現代の日本では、無農薬綿花を手紡ぎ手織りし、薬草のみで染める布で肌着や日常着を作ることは難しく、贅沢なこととなってしまいました。
昔ながらの布作りを再現した自然布で、丁寧に作られた衣服を身にまとうことで、何かが呼び覚まされるような気がします。
昔の日本女性は、布を大変大切にしたと言います。
小さな端切れも捨てずに縫い合わせたり、繕ったり。
家族が身にまとうものに気を入れることで、子供を大切にする気持ちが子供を守ることにも繋がる。
手織り手染めの布は貴重で、大量生産することができません。
できた分だけ少しずつ販売するという形をとらせて頂いております。
人の手と自然の恵みだけで染めた昔ながらの衣服を、末長くお楽しみ頂けたら嬉しく存じます。
http://home.ayurcloth.com